KRC_mark統計の話題  

日常幅広く使われる統計学

本書の統計学とは、難解な数学? 何でもわかる魔法のようなものでしょうか?
どちらでもなく「便利なツール」 「物事を整理・判断するするための技術」です。

 統計学を学ぶ“オススメの順番”

 本項を見て、「統計学は難しい」、「関連書を読んだけどわかりにくい」と思ったヒトが多いでしょう。一方では、最近では「統計学」は何でも分析できる、「世の中の真実がわかる」というマジックワードとなって広まっている面もあり、期待やワクワク感を持っている人もいるかもしれません。
 統計学とは、難解な数学なのでしょうか? それとも、何でもわかる魔法のツールのようなものなのでしょうか? 本稿の統計学は、どちらでもなく「便利なツール」「物事を整理・判断するための技術」です。


 統計をはじめます"

日常使用の統計学入門 統計学課へ移動 統計課へ事例発動 辞令で悩む 夏目君登場 ケイタ君分析部へ ケイタ君分析部自己紹介1 分析部員自己紹介1 分析業務紹介2 分析業務紹介3 分析業務紹介4 分析業務紹介5

 統計学の背景には、膨大な数学理論の蓄積があり、そのため理屈を「1から」理解するためには学問として向き合う必要があります。「入門書」であっても多くが「1から」を踏襲するため、最後まで読み進めるのが困難であると実情でした。
 しかし、統計学は社会の課題を解決するために生まれた技術です。工学的な知識が無くても車が運転でき、化学的な知識がなくても洗剤で洗濯は出来ます。それと同じように、高度な数学の知識がなくても、数式や確立などと、数学が検証済みの手法を用いて、データを読み解く技術が統計学です。統計学を「判る「」使う」ための学びには“オススメの順番”があります。それが本項の主たる目的です。

講義への登場人物紹介

工藤ケイタ 渋谷和美 夏目フミノリ 社長 サトミ 松平専務

 登場人物終了

↑このページのはじめに戻る


第1章 統計学の入り口

  “真ん中”を意味する3つの代表値

 

 統計学では、さまざまな“真ん中”の考え方がある。それらを総称して「代表値 :(average)」と呼ぶ。3つの代表値は平均値、中央値、最頻値です。では、
  集めたデータをどう分析すれば良いのか。統計学の第1歩は、ここからです。

     

「所得金額をさまざまな視点から考える」データの“真ん中”は一つではない?  

真ん中入門1 真ん中入門2 真ん中入門3 真ん中入門4 真ん中入門5 真ん中入門6 真ん中入門7 真ん中入門8 真ん中入門9 真ん中入門10 真ん中入門11 真ん中入門12

  

↑このページのはじめに戻る


ナイチンゲールも統計学者だった!

 統計学は社会の課題を解決する手法

 統計学「statistics」と標記され、これは国家「atate」、状態「atatus」を語源にする言葉と言われます。政府が対応する上で、人口の構成や土地の利用状況など「国力」を把握し、対策を考えるための手法として「統計」は発展してきました。
 ナイチンゲールは問題解決に統計学を用いました。

解決手段1

 ① 課題
 戦場から報告される「戦死者」を軍も政府も「戦場での死者」と
考えていました。その数は増えていくばかりでした。

解決手段2

  

 ② 気づき
 野戦病院に派遣されたナイチンゲールは「戦死者」の多くが
不衛生な病院でなくなる「戦傷者」である事に気づきます。

  

  

 ③ 分析>
解決手段3

ナイチンゲールは、「戦死者」のデータを集め、統計学を用いて「戦死者」には病院の治療は衛生環境で亡くなる「戦傷者」が多い事を解明。 病院の衛生状態が原因となっていることを「見える化」したグラフで議会や女王を納得させました。 解決手段4

 ④ 解決 ナイチンゲールの用いた「鶏頸図」は半径の長さで割合を表現していたの。データの分析結果を「同説明するか」まで工夫する事も、統計学を生かす上で大切です!